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妖怪

疫病を防ぐ妖怪アマビエとはどんな妖怪?発祥やなぜ流行ったのかも紹介

「疫病が広がる時が来たら、私の姿を描いた絵を人々に見せなさい…。」かつて日本に現れたとされる妖怪「アマビエ」は、疫病を予知し、その鎮静を願う象徴として伝えられています。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、アマビエは再び人々の関心を集め、インターネットやソーシャルメディアを通じて、その姿が広く認知されるようになりました。
日本の妖怪の中でもかなり珍しいタイプの妖怪であるアマビエ。今回はそんなアマビエの謎に迫っていきます。

アマビエとはどんな妖怪!?

(画像引用: NHKニュース)

アマビエは、日本の伝説に登場する神秘的な妖怪で、その姿は人魚を彷彿とさせると言われています。アマビエの特徴は非常に独特で、まず下半身が魚のように鱗で覆われており、これは彼女が水中の世界に住む存在であることを示唆しています。また、鳥のくちばしのような鋭い口を持っており、その異質な外見が際立ちます。

さらに、アマビエの姿を特徴づけるのは三本の足で、これは一般的な生物には見られない異様な特徴です。頭には長い髪があり、これはしばしば海や潮流の象徴とされ、彼女の神秘性を高めています。

アマビエの最も重要な役割は、未来を予言する能力にあります。特に、疫病の流行を予見し、それを防ぐための方法として、自らの姿を人々に描かせるように勧めたと伝えられています。このことから、アマビエの姿は疫病除けの護符としても広く知られるようになり、人々に守護をもたらす存在として崇められてきました。

アマビエの発祥と疫病退散伝説

(画像引用: wikipedia)

そんなアマビエの発祥は江戸時代の肥後国、現在の熊本県です。アマビエの伝説は、春の肥後国の夜に起こった不思議な出来事から始まります。ある晩、海の向こうに謎の発光体が現れるという報告が相次ぎ、役人と漁師たちはその真相を確かめるべく海辺に集まりました。彼らが海をじっと見つめていると、闇夜の波間に青白い光が浮かび上がり、ゆっくりとこちらへ近づいてきたのです。

その光が近づくと、姿を現したのは、三本足の生物で、体は鱗に覆われ、顔にはくちばしがついていました。通常であれば、そのような異形の姿を目にした瞬間、人々は恐怖に駆られるところでしょう。しかし、その場に居合わせた者たちは、なぜか恐れを抱くことなく、その怪物の姿に見入っていました。

やがて、その生物が口を開き、自らを「海中に住むアマビエ」と名乗りました。アマビエは、これから数年間は豊作が続くことを予言しましたが、もし疫病が広まる時が来たなら、自分の姿を描いた絵を人々に見せるようにと忠告しました。

その言葉を残すと、アマビエは再び静かに海の中へと姿を消していきました。この伝説は、疫病から人々を守るために、アマビエの姿を描いた絵が護符として大切にされた由来として広く語り継がれています。

アマビエはなぜ再び流行った!?

新型コロナウイルスのパンデミックが広がる中、アマビエの存在が再び脚光を浴びることになりました。アマビエの姿を描いた絵がインターネットを通じて急速に広まり、彼女が再び疫病を予言し、それを防ぐ存在として人々の記憶に甦ったのです。特にソーシャルメディアでは、アマビエをモチーフにしたイラストやキャラクターが数多く投稿され、その結果、アマビエは広く認識されるようになりました。この現象は、疫病への不安を抱える人々にとって、アマビエの存在が一種の希望や安心感をもたらしたことを示しています。

アマビエとアマビコの違い

(画像引用: 毎日新聞)

実は、自分の姿を写して広めるように伝える妖怪は、アマビエ以前から存在していました。18世紀後半に登場した「神社姫」は、女性の顔に竜の体、剣の尾を持ち、自らの姿を広めるように促した最初の妖怪として知られています。その後、牛の顔を持つ「件(くだん)」や、1843年に流行した三本足の猿のような妖怪「アマビコ」が登場しました。

アマビコは、肥後国(現在の熊本県)で目撃され、「我は海中に住む」と名乗り、豊作や疫病の予言を残したとされています。その予言内容はアマビエの伝説と非常に似ており、実際、アマビエはこのアマビコの写し間違えであるという説が有力視されています。京都大学付属図書館が所蔵する瓦版にしか記録が残っていないアマビエに比べ、アマビコはもっと古くから記録が多く残されているため、こちらの方が当時は人気があったと考えられています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アマビエは、疫病を予知し、それを鎮める存在として長い間日本の伝説に残り続けてきました。実はアマビコの写し間違えという説もありますが。。新型コロナウイルスの流行を機に、その姿が再び注目を浴び、現代においても多くの人々に希望と安心感をもたらしています。アマビエは、科学や理性が重視される時代であっても、人々の心の中に息づく文化的なシンボルとして、これからも語り継がれていくことでしょう。

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