「最近、旦那の様子が変わった気がする」
そんな違和感が積み重なると、探偵に依頼することが頭をよぎります。
ただ、探偵に依頼すれば数十万円単位の費用がかかり、調査結果次第では夫婦関係が大きく揺らぐことになります。
その前に、まずは冷静に「自分が感じている違和感」を整理することが大切です。
そこで今回は、探偵に依頼するかどうかを判断するためのチェックリストを紹介していきます。旦那の不倫しているのかどうか気になって仕方ない方はぜひ参考にしてみてください。

1. 帰宅時間の変化

まずは帰宅時間が明らかに遅くなったパターンです。具体的な次のような状況が当てはまります。
- 急に残業や会食が増えた
- 帰宅時間の説明が曖昧になった
- 休日出勤や出張が不自然に多くなった
以前は決まった時間に帰っていた旦那が、急に「今日は残業」「取引先と会食」と言い出すように。しかも説明はどこか曖昧で、相手の名前も濁すようになります。家庭を空ける時間が長くなると、「何か隠しているのでは?」と疑念が募ります。
妻の心理:
「また遅いの?」と聞いても「仕事だから」で済まされる。時には「そんなに疑うな」と逆ギレされ、会話はそこで途切れてしまう。
“仕事”という言葉に逃げ込まれているように感じ、心の奥で黒い不安がじわじわ広がっていきます。
2. スマホを手放さなくなった

続いてスマホを手放さなくなったパターンです。スマホを手放さなくなったのは見られたくない連絡があるからです。具体的には次のような行動が当てはまります。
- テーブルに置いていたスマホを常に持ち歩くようになった
- 通知が鳴るとすぐ画面を伏せる
- ロック方法を変えたり、パスコードを頻繁に変える
以前はリビングに置きっぱなしだったスマホを、肌身離さず持ち歩くように。通知が鳴れば慌てて伏せ、パスコードも頻繁に変えるようになる。妻でも開けない“壁”を作り始めます。
妻の心理:
「そこまで警戒するなんておかしい」と思いながらも、証拠がないから強く言えない。
お風呂やトイレにまで持ち込む姿に胸がヒリつき、「何を隠してるの?」と疑念が増していく。
「見たい」という衝動と「壊れるかもしれない」という恐怖の間で葛藤に引き裂かれるのです。
3. 身だしなみや行動の変化

続いて旦那が急に身だしなみを整え始めたパターンです。よくある行動としては次のようなケースです。
- 急に香水をつけ始めた
- 下着やスーツを新調することが増えた
- 髪型や服装に気を使い始めた
これまで無頓着だった旦那が、ある日を境に急におしゃれに気を配るように。香水や下着の新調が増え、散髪の頻度も上がる。家庭では「清潔にしてるだけ」と言っても、妻からすれば“誰のために?”という疑念が消えません。
妻の心理:
「今さらオシャレしてどうしたの?」と聞いてもそっけない返事。
鏡の前でネクタイを直す姿が、家庭の外へ向いているように見えてしまう。
「誰か他の人のため?」という想像が頭を離れず、不安で息苦しくなります。

4. 妻や家庭への態度

明らかによそよそしくなったパターンも怪しいです。具体的な状況としては次の行動です。
- 食卓での会話が減る
- 子どもの前では普通でも、二人きりだとよそよそしい
- スキンシップを避ける
以前は食卓で楽しそうに話していたのに、最近は生返事ばかり。子どもの前では笑顔でも、二人きりだと急によそよそしい。自然にスキンシップも減り、「私はもう必要とされてないの?」という気持ちが芽生えます。
妻の心理:
家庭の中で旦那の笑顔が自分ではなく外に向いていると気づいた瞬間、胸が冷たくなる。
「私との関係はもう終わってるの?」と孤独感が押し寄せ、言葉を飲み込むしかない。
子どもと笑う旦那を見ながら、“その笑顔は私に向けられない”と気づく絶望に押しつぶされます。
5. 不自然な秘密主義

最後は予定を共有しなくなったパターンです。これは秘密にしたいパターンが増えたからです。具体的な行動としては次のケースが該当します。
- スケジュールを共有しなくなった
- 出張や会食の詳細を「仕事だから」と突っぱねる
- 領収書や明細をすぐ処分する
以前は自然に共有していた予定が、いつの間にかブラックボックスに。出張や会食の詳細を聞いても説明は曖昧、領収書や明細はすぐ処分される。生活に“触れてはいけない領域”が生まれると、妻はますます疑いを深めます。
妻の心理:
「疑いたくない。でも信じる材料もない」――そのはざまで心が消耗していく。
「仕事だから」と突っぱねられるたびに心に冷たい壁が立ちはだかる。
眠れない夜が増え、スマホの通知音や玄関の音に怯えるように。
「もう家庭は壊れているのかもしれない」と不安が現実味を帯びて迫ってくるのです。
探偵を使う場合の注意点

探偵に依頼するのは、強力な一手であると同時に、大きなリスクを伴う選択です。
- 知りたくない現実に直面するかもしれない
調査結果で黒と判明すれば、夫婦関係は一気に岐路に立たされます。 - 費用が高額になる
調査には数十万円単位の費用がかかることも。「安心を買う」と割り切れるかどうかは重要な判断ポイントです。 - その後の行動を考えておく必要がある
証拠を突きつければ旦那が逆ギレすることも。離婚するのか、修復を目指すのか、ある程度のシナリオを持って臨むことが大切です。
本当に探偵を使うべきか?

探偵を使うのは「不倫を暴くため」だけではありません。
本当の願いは――「やっぱり旦那は潔白だった」と安心したい、そんな気持ちにある人も多いのです。
もし複数の違和感が当てはまり、どうしても気持ちが不安に支配されてしまうなら、探偵に依頼するのも選択肢です。
一方で、まだ確信が持てない段階なら、まずは記録を残す・信頼できる人に相談するなど、準備をしてから判断しても遅くはありません。
大切なのは、「探偵に頼むかどうか」ではなく――「自分が安心できる未来をどう選ぶか」。
その視点を忘れずに行動していきましょう。
まとめ
旦那の不倫を疑うとき、感情に任せて行動するのは危険です。
まずは「違和感」を冷静に整理し、自分の気持ちを見つめ直すこと。
探偵を使うかどうかは、あくまで手段のひとつです。
- 黒ならば離婚や慰謝料請求などの現実に向き合う準備が必要。
- 白ならば疑いを手放し、安心を得られる。
- グレーならば自分がどう生きるかを選ぶ余地がある。
どんな結果でも、最終的に未来を選ぶのは あなた自身。
探偵を使うか否かは、「不安を解消して前に進むための一歩」だと考えてみてください。

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