最近なんとなく不調が続いていたり、予期せぬトラブルに巻き込まれたりしていませんか?「厄年かもしれない…」と思ったときは、神社での厄除け祈願が心の支えになることもあります。気分をリセットし、前向きな気持ちに切り替えるために、神聖な場所で手を合わせてみましょう。
東京には、厄除けや災難除けで知られる由緒ある神社が数多くあります。今回はその中でも、効果絶大・最強のご利益があると評判の神社を厳選して10社ご紹介します。アクセスしやすい都内のスポットばかりなので、気軽に足を運んでみてください。
東京の厄除け神社10選
1. 西新井大師(足立区)

正式名称「五智山遍照院總持寺」と称される西新井大師は、厄除け・災難除けのご利益で全国的に知られる真言宗豊山派の名刹です。平安時代、弘法大師が疫病鎮めのためにこの地で祈祷を行い、井戸から霊水が湧き出たという伝承が名前の由来となっています。
現在も「護摩焚き」が毎日行われており、火の力で厄を焼き尽くすご祈願は非常に人気があります。都内にいながらにして本格的な厄除けを体験できることから、厄年を迎える多くの人々が訪れます。年間を通して行事も多く、地元の人々に深く愛されているお寺です。
2. 神田明神(千代田区)

江戸総鎮守として知られる神田明神は、1300年以上の歴史を持ち、平将門命を主祭神とする神社です。戦いの神として知られる平将門に加え、商売繁盛・病気平癒・厄除けのご利益があるとして、ビジネスマンや学生、観光客にも親しまれています。
厄年の際には「厄除け特別祈祷」も受けられ、都内の中心部という好立地ながらも荘厳な雰囲気が保たれています。IT業界の守護神としても知られ、現代的な悩みにもご利益があるとされているのもポイントです。
3. 日枝神社(千代田区)

赤坂に鎮座する日枝神社は、徳川家康が江戸城の守護神として崇敬したことで知られる格式高い神社です。主祭神は大山咋神で、厄除け・出世・縁結びのご利益があるとされています。山王祭は江戸三大祭の一つにも数えられます。
仕事運や人間関係の改善を願う参拝者が多く、厄年の際には丁寧なご祈祷を受けることができます。都心のオアシスともいえる静けさの中、ビル街に囲まれた神聖な空間で心をリセットしたい方におすすめの神社です。
4. 浅草寺(台東区)

東京最古の寺として知られる浅草寺は、厄除け・開運のご利益でも広く知られています。628年に創建され、観音菩薩を本尊としており、多くの人が「厄除観音」として信仰を寄せています。仲見世通りの賑わいとは対照的に、本堂での祈願は厳かな雰囲気です。
特に節分の豆まき行事は全国的にも有名で、厄年の人が参加して厄を払う姿が見られます。護摩祈祷も定期的に行われており、強力なご利益を求めて全国から参拝者が訪れる観光と信仰が融合した名刹です。
5. 高尾山薬王院(八王子市)

高尾山の山頂に鎮座する薬王院は、修験道と天台宗が融合した寺院で、厄除け・開運・災難除けに定評があります。行基によって奈良時代に開かれたと伝えられ、今も修行の場としても機能しています。
護摩祈祷は山の自然の中で行われるため、心身の浄化効果も非常に高いとされます。厄年のリセットだけでなく、都会のストレスから解放されたい方にもおすすめ。ケーブルカーでのアクセスも良く、観光も兼ねて訪れる人が絶えません。
6. 小網神社(中央区日本橋小網町)

東京・日本橋のビジネス街にひっそりと佇む小網神社は、強力な厄除け・災難除けのご利益で知られています。室町時代に創建され、戦災を免れたことから「強運厄除けの神社」として信仰を集めています。主祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)で、商売繁盛や金運アップのご利益もあるとされています。
特に注目すべきは、戦時中に出征兵士が小網神社のお守りを持参し、無事帰還したという逸話が多く伝えられている点です。また、境内には「銭洗いの井」があり、ここで洗ったお金を使うと金運が上がるとされています。都心にありながらも静寂な空間で、心を落ち着けて厄除け祈願ができるスポットです。
7. 靖国神社(千代田区九段北)

靖国神社は、明治2年に創建され、戦没者の霊を祀ることで知られていますが、災厄除けや心願成就の神社としても信仰されています。主祭神は「護国の英霊」とされ、国家や平和を守る象徴として多くの人に敬意を持って参拝されています。
境内には四季折々の自然が楽しめる遊歩道や、荘厳な本殿があり、厄年や人生の転機に訪れるにはふさわしい神聖な雰囲気があります。特に昇殿参拝での厄除け祈願は、力強い祝詞が響き渡る厳かな儀式。心を落ち着け、気持ちを切り替えるには最適の場所です。
8. 芝大神宮(港区芝大門)

芝大神宮は、平安時代の創建とされる都内屈指の歴史ある神社で、「関東のお伊勢さま」とも呼ばれています。主祭神には天照大御神と豊受大御神を祀り、厄除け・良縁・開運招福など多くのご利益があるとされています。
特に厄年のご祈祷は「厄割玉」と呼ばれる儀式が人気で、自分の息を吹き込んだ玉を割って厄を断ち切るというユニークな方法が特徴です。ビジネス街に位置するため、仕事や人間関係の悩みを抱えた人にも多く参拝されており、身近に感じられるパワースポットです。
9. 深大寺(調布市深大寺元町)

深大寺は、東京都内で浅草寺に次ぐ古刹として知られ、厄除け・縁結び・病気平癒など多くのご利益がある天台宗の名刹です。奈良時代の733年に創建され、数々の伝説や文化財が残る歴史深い寺院です。
特に「厄除け大祈願会」は非常に有名で、節分や初詣には大勢の参拝者が訪れます。緑豊かな自然に囲まれた静かな境内では、心身ともにリラックスできる時間が過ごせます。名物の「深大寺そば」を楽しみに訪れる方も多く、厄除け+癒しの一石二鳥スポットです。
10. 愛宕神社(港区愛宕)

愛宕神社は、徳川家康の命により創建された神社で、標高26メートルの愛宕山の山頂に鎮座しています。主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)で、火防守護のほか、厄除け・出世・開運のご利益があります。
特に「出世の石段」は有名で、急勾配の階段を登りきることで、困難を乗り越える象徴とされています。厄除け祈願と併せて「人生の壁を越える」願掛けに訪れる人も多く、サラリーマンやビジネスマンの支持も厚い神社です。自然も感じられる都心の隠れた名所です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
東京には古くから厄除けのご利益を授けてきた神社が多数あり、どこもアクセスがよく、それぞれに特徴があります。厄年を迎えた方や最近なんとなく不運が続いていると感じている方は、ぜひ今回ご紹介した神社を訪れてみてください。本サイトでは東京だけでなく、日本各地の厄除け神社やパワースポット、文化も紹介していますので、ぜひ他の記事もあわせてご覧ください。
コメント