最近、気持ちが沈みがちだったり、思いがけないトラブルに見舞われたりしていませんか?「もしかして厄年かも…」と思ったときに、自分を守ってくれる場所があると安心できますよね。そんなときこそ訪れたいのが、古くから災いを祓ってきた厄除け神社です。
四国には、長い歴史と由緒を持つ神社が数多くあり、厄除け・災難除けのご利益が強いと評判の神社も多く存在します。今回はその中でも特におすすめの“最強厄除け神社”を10社厳選しました。観光やドライブの途中でも立ち寄れる神社ばかりなので、気分をリセットしたい方はぜひ参考にしてください。
四国の厄除け神社10選
1. 石鎚神社(愛媛県西条市)

西日本最高峰・石鎚山を御神体とする石鎚神社は、古くから「厄除けの神」として知られています。創建は神代の時代とされ、修験道や山岳信仰の聖地としても全国から参拝者が訪れる霊験あらたかな神社です。
石鎚山頂にある奥宮をはじめ、中宮成就社・口之宮本社と三社が点在し、特に本社では厄除け祈願が丁寧に行われています。力強い自然の中で行う祈願は、心身ともに浄化されるような感覚があり、まさに“人生の再出発”を感じさせる場所。厄年の節目に、ぜひ一度は訪れたい神社です。
2. 田村神社(香川県高松市)

讃岐国一宮の田村神社は、厄除け・交通安全・安産・商売繁盛など多くのご利益を持つ神社として知られています。創建は約1300年前とされ、主祭神に倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)を祀る、歴史と格式のある神社です。
厄除け祈願は地元でも特に人気があり、節分時期には多くの参拝者でにぎわいます。境内は広く整備され、巨大な狛犬やカラフルな七福神像など見どころも豊富。心のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような明るい雰囲気も魅力です。
3. 善通寺(香川県善通寺市)

空海(弘法大師)誕生の地として知られる善通寺は、四国霊場第75番札所でもあり、厄除け・病気平癒・災難除けの祈願で広く知られています。創建は大同2年(807年)、真言宗善通寺派の総本山です。
特に厄年には「厄除け護摩祈願」が行われ、炎と真言によって厄を焼き尽くす力強い法要が人気です。五重塔や大師堂など見応えのある建築も多く、参拝後は静かな境内で心が落ち着くと評判。信仰と歴史が息づく場所で、心身を浄化したい方にぴったりです。
4. 一宮神社(高知県土佐市)

高知県の一宮神社(いっくじんじゃ)は、土佐国一宮として知られる格式ある神社で、創建は第10代崇神天皇の時代と伝えられています。主祭神は味鋤高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)で、厄除け・交通安全・五穀豊穣のご利益があるとされています。
厄年には地元の人々が集まり、厄除け祈願を受ける姿が見られます。四国八十八箇所巡礼の通過点としても立ち寄る人が多く、心静かに祈るのにふさわしい神聖な雰囲気が漂っています。地域に根ざした信仰の深さを感じられる神社です。
5. 大山祇神社(愛媛県今治市・大三島)

大山祇神社は、しまなみ海道の大三島に鎮座し、日本総鎮守と称されるほどの格式を誇る神社です。主祭神は山の神・海の神である大山積大神(おおやまづみのおおかみ)。航海安全や武運長久の神としても信仰されてきました。
境内は全国の武将が奉納した武具を収める「国宝館」があり、歴史的価値の高い場所でもあります。厄除け・必勝祈願のご祈祷も行われており、強力な守護力を感じられる神社です。自然と歴史の両方からパワーをもらえる、特別な空間です。
6. 由加神社本宮(香川県丸亀市)

由加神社本宮(ゆがじんじゃほんぐう)は、厄除けの霊場として知られる由加山の中心に鎮座する神社で、厄除け総本山とも称されるほど信仰の篤い場所です。創建は古墳時代とされ、神仏習合の名残を色濃く残しています。
特に「厄除け大祭」には多くの参拝者が訪れ、年齢性別を問わず厄を祓いたい人々に親しまれています。境内には巨大な石鳥居や見晴らしの良い高台があり、心身ともに浄化される空間が広がっています。香川県内だけでなく、岡山県側からの信仰も厚く、広域的なパワースポットです。
7. 椿神社(愛媛県松山市)

伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)、通称「椿さん」は、愛媛県民に親しまれる開運・厄除けの神社です。創建は紀元前とされ、伊予国一宮としての格式を持ち、毎年2月の「椿まつり」には数十万人が訪れるほどの人気を誇ります。
厄除け・商売繁盛・家内安全といった現代の生活に密着したご利益があり、特に厄年の祈願は地元の定番行事となっています。境内は広く清らかで、御神木の椿の花が春に咲き誇る姿は圧巻。地元の人々の「人生の節目に訪れる神社」としての信頼感が根強いスポットです。
8. 一宮神社(徳島県徳島市)

徳島県徳島市にある一宮神社は、阿波国一宮として古くから信仰されている格式高い神社です。創建は奈良時代とも伝えられ、主祭神に大宜都比売命(おおげつひめのみこと)を祀っています。五穀豊穣・厄除け・家庭円満にご利益があるとされます。
厄除け祈願は年間を通して受け付けており、特に節分には多くの厄年参拝者が訪れます。徳島市の中心に位置しながらも、境内は落ち着いた雰囲気で、静かに心を整えるには最適な場所です。歴史と自然、地域に根ざした信仰が調和する厄除けスポットです。
9. 金刀比羅宮(香川県琴平町)

「こんぴらさん」の名で全国に知られる金刀比羅宮は、航海安全の神として有名ですが、実は厄除け・開運・健康祈願にもご利益がある神社です。御本宮は標高521mの象頭山中腹にあり、785段の石段を登って辿り着きます。
創建は奈良時代以前とも言われ、全国からの崇敬を集めてきた歴史ある神社です。厄除け祈祷はしっかりとした儀式のもとに行われ、参拝後の達成感は格別。体を動かしながら心を整える参拝体験は、人生の節目を迎えた人にとって特別な記憶となるはずです。
10. 淡島神社(徳島県阿南市)

淡島神社は、女性守護・安産・厄除けにご利益がある神社として知られ、特に女性からの信仰が厚い場所です。主祭神は少彦名命とされ、病気平癒や厄除けの神として古くから崇められてきました。
境内には人形供養を行う社もあり、心の整理や気持ちのリセットに訪れる人が多いのも特徴です。自然豊かな海沿いに位置し、波音を聞きながらゆっくりと参拝できる空間は、心に静けさをもたらしてくれます。特に女性の厄年におすすめしたい、癒しの厄除けスポットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
四国には、山や海と調和しながらも長い歴史を持つ厄除け神社が数多くあります。人生の節目や不安な時期こそ、こうした神聖な場所で気持ちを整え、運気をリセットしてみてはいかがでしょうか?本サイトでは、四国の神社はもちろん、日本全国の神社や文化についても紹介していますので、ぜひ他の記事もあわせてご覧ください!
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