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不倫

経営者の夫に不倫された34歳妻の体験談|豪華な暮らしを捨てて再婚で得た本当の幸せ

経営者と結婚した女性が「夫の不倫」に苦しむケースは、実は少なくありません。
経済的には恵まれていても、仕事に多忙で夜の会食や接待が多く、夫婦の時間が減っていく。その隙間から不倫が始まる――これは「経営者の妻あるある」ともいえる現実です。

今回ご紹介するIさん(30代女性)も、そのひとりです。
一見華やかな生活を手に入れたように見えながら、心は次第に孤独と不安にさいなまれていきました。そして34歳という年齢を前に、「子供を持つか、離婚か」という大きな決断を迫られることになったのです。

今回は経営者と結婚し、旦那の不倫が発覚し悩み苦しむ女性の体験談を紹介していきます。

経営者の彼との出会い

私は昔から綺麗だと言われ、男性から声をかけられることも多いタイプでした。学生の頃から飲み会に誘われることが多く、社会人になってからは港区で飲むこともしばしば。特に金曜日と土曜日の夜はほとんど予定が埋まっていて、男の人からのLINEは止まることがなく、通知はいつも「99+」の状態でした。

でも、そんな環境にいても私は軽い気持ちで遊ぶようなタイプではありません。恋人ができれば一途に相手を大切にしてきました。

そんな私がある飲み会で出会ったのが、今の夫です。顔は正直「普通」でしたが、若くして事業を成功させていて、一般のサラリーマン以上に経済力のある人でした。最初はその安定した生活力に惹かれた部分もありましたが、会話を重ねるうちに「性格が合う」と感じ、自然と交際に発展していったのです。

結婚後に手に入れた暮らしと、見えない不安

結婚してからの私たちの生活は、端から見れば申し分ありませんでした。港区のタワーマンション、高層階の夜景、週に数回の家事代行。冷蔵庫は常に満たされ、クリーニングは集配、宅配ボックスには通販の箱がいくつも積まれる。家事に追われることがほとんどない分、私は仕事に集中でき、欲しいものはだいたい手に入りました。

でも、夫は経営者。昼は打ち合わせ、夜は会食や接待。「仕事だから」の一言で、金曜も土曜も外出が当たり前。日曜も「急に予定が入った」と言って出ていく日が増え、ふたりでゆっくり映画を観たり、近所を散歩したりする時間はほとんどありませんでした。豪華な暮らしの中に、ぽっかりと空白だけが残る――そんな感覚が、私の中に少しずつ積もっていきました。

会社の傾きと、夫の変化

結婚から4年が過ぎた頃、夫の会社の業績が揺らぎ始めました。会話の端々に焦りのようなものが滲み、笑顔が減った。帰宅しても食卓につかずにすぐ寝室へ。さらに夜の外出は増え、「会食」「接待」「打ち上げ」――理由はいつも仕事。ただ、その“仕事”の輪郭がどんどん曖昧になっていくのを、私は肌で感じていました。

そして、スマホ。以前はリビングに置きっぱなしだったのに、いつからか肌身離さず持ち歩くようになった。充電器は寝室、テーブルに置けば画面は伏せたまま。通知音が鳴るたび、私は胸の奥がざわつきました。

「会食」の夜、女友達からの一枚の写真

決定的な瞬間は、女友達との何気ない再会から訪れました。
「今度ごはん行こうよ」――そんな軽い誘いに応じて、港区の小さなレストランで久しぶりに会った夜のことです。

テーブルに料理が並び、最初は近況を話し合って楽しい雰囲気でした。ところが、グラスが半分ほど空いた頃、友人の表情がふと曇りました。何かを言おうか迷っているような、口を開いては閉じるような仕草。

「実はね……」と小さく息をついた彼女は、少し目を伏せながら言いました。
「ずっと言うか悩んでたんだけど……この前、あなたの旦那さん、若い女の子と飲んでるのを見かけたの」

心臓がドクンと音を立てたのを、自分でもはっきり感じました。

「ほら、これ」
そう言って友人がスマホを差し出しました。そこには20代前半くらいの女性と肩を並べ、親しげにグラスを傾けている夫の姿。二人の距離感は、仕事仲間や取引先といった言葉では説明がつかないほど近かったのです。

撮影された日付を見た瞬間、背筋に冷たいものが走りました。そこには、夫が「会食だから遅くなる」と私に告げていた、まさにその日の日時が表示されていたのです。

頭の中が一気に真っ白になり、手が小刻みに震えました。
「違う、何かの勘違いかもしれない」――必死にそう思おうとしました。けれど、写真に映る現実は何も言い訳を許してはくれませんでした。

友人は「余計なお世話かもと思ったけど、黙っていられなくて」と静かに言いました。私は曖昧に笑って応じるしかなく、残りの料理の味も全く分かりませんでした。

帰り道、街の灯りがやけに遠く感じられ、胸の奥には重い石を抱えたような感覚だけが残っていました。


胸に秘めたまま、壊れていく心

女友達から写真を見せられた夜、家に帰った私は何度も夫の顔を見ました。
「すぐに問い詰めなきゃ」と思う一方で、口から言葉が出てきませんでした。
もしかしたら本当に仕事の付き合いかもしれない。たまたま隣に座っただけかもしれない――そうやって必死に自分に言い訳を並べ、気持ちを落ち着かせようとしました。

けれど、心臓の鼓動は早いままで、息苦しさは消えませんでした。
目を閉じても、頭の中には夫が若い女性と肩を寄せて笑う姿が焼き付いて離れないのです。


疑念が止まらない日常

それからというもの、夫が「会食」と言って出かけるたびに、同じ問いが頭の中で渦を巻きました。

「またあの子と会ってるのかな?」
「本当に仕事なの?」

ソファに座ってテレビをつけても、画面の内容はまるで入ってきません。
ベッドに入っても眠れず、夜中にふと目が覚めれば、暗い天井をぼんやりと見つめ、スマホの時計だけが無機質に数字を刻んでいく。
その音のない時間が、私の心をさらに追い詰めました。

翌朝の私は、鏡に映る目の下のクマを必死でコンシーラーで隠し、何事もなかったふりをして出勤しました。
オフィスでは笑顔を作り、同僚と会話もこなすけれど、心はどこか別の場所に置き去りにされたままでした。


夫婦の距離が静かに広がっていく

夫との会話はどんどん減っていきました。
私が「今日はどうだった?」と尋ねても、「普通」「まあまあ」と短い返事で終わる。
週末の予定を聞いても、「直前までわからない」と言うばかり。

かつて二人で埋めていたはずの共有カレンダーは、空欄が目立つようになりました。
家には確かに二人分の生活音があるのに、互いの存在感だけが薄れていく――そんな奇妙な感覚に、胸の奥が冷たくなっていきました。
「同じ家に住む他人」という言葉が、ふと頭に浮かぶことさえありました。


子どもか、離婚か――答えの出ない自問自答

私は34歳。結婚して4年。
「子どもを持つなら、もう決断しなければいけない」――その現実が、私をさらに追い詰めました。

「夫を許して、子どもを作るべきなのか」
「でも、信頼が壊れたまま家族になれるのか」

何度も何度も同じ問いを繰り返しました。
経済的な安定と、心の安定。表面的な暮らしと、内側の静けさ。
天秤は揺れ続け、答えは出ないまま夜だけが長くなっていくのです。


心を支えてくれた友人

限界を感じた私は、本当に信頼している友人にだけ胸の内を打ち明けました。
「高級マンションで暮らせて羨ましいでしょ」と言われることも多かったけれど、彼女たちは違いました。

「経済力は武器だけど、心が削れるなら意味がない」
「“今”の生活より、“これから”の人生を大事にした方がいい」

その言葉に、私は涙が止まりませんでした。

孤独な夜にはオンライン占いにもすがりました。
画面越しの占い師は、静かで落ち着いた声でこう言いました。
「あなたはまだやり直せます。誠実に向き合ってくれる人は必ず現れる」

未来を保証してくれるわけではないと分かっていても、その言葉が荒れた心に静かに沁みていきました。
張り詰めていた心が少しずつほどけ、私はようやく「自分の人生を選び直してもいいのかもしれない」と思えるようになっていったのです。

そして、離婚を選んだ日へ向かうまで

ある晩、私はついに夫に写真のことを含め、すべてを問い詰めました。
「これ、どういうこと?」

夫は最初こそ「ただの仕事仲間だ」「接待の一環だ」と言い訳を繰り返しましたが、声は震え、目を逸らすばかり。私は証拠を突きつけ、感情を抑えきれずに声を荒げました。

「仕事って言ってた日じゃない! 嘘をついてまで会う意味は何?」

口論は夜遅くまで続きました。夫は謝罪めいた言葉を口にしたかと思えば逆ギレし、私は涙と怒りで言葉をぶつける。最終的に「もういい、寝る」と背を向ける夫に、どうしようもない虚しさだけが残りました。


冷戦とすれ違いの日々

その日以来、家庭は冷戦状態に突入しました。
必要最低限の会話しかしない。食卓も同じテーブルに座っているのに、互いに目を合わせない。

夫は仕事を理由に家にいる時間が減り、帰宅しても深夜。朝は顔を合わせることなく出ていく。物理的に会う時間が減るほど、心の距離はさらに広がっていきました。

以前は休日だけでも家族としての時間を取れていたのに、今では「仕事だから」と家を空けるのが当たり前。残された私は、豪華なマンションの中でひとり取り残されたような孤独を噛みしめるばかりでした。


広がる溝と心の限界

時間が経てば少しは落ち着くのでは――そんな淡い期待もありました。けれど現実は逆でした。
夫婦で過ごす時間はどんどん短くなり、会話はさらに減り、家の中の空気は重苦しいものに変わっていきました。

「このまま冷戦が続けば、形だけの夫婦になってしまう」
そう思うたびに胸が締め付けられました。

結婚生活を立て直す道を探したい気持ちもありましたが、信頼が崩れた現実はあまりにも大きく、再び歩み寄ることはできませんでした。
そうして私は、長い葛藤の末に「離婚」という決断にたどり着いたのです。

再婚と、静かな幸せ

離婚が成立してからの生活は、正直に言えば決して楽ではありませんでした。
それまでの私は、経営者である夫の収入に大きく支えられて暮らしていました。高級マンション、家事代行、外食の多い食生活――お金の心配をほとんどしなくてもよい日々。

けれど離婚後は、毎月の給料だけで家賃や光熱費、食費をやりくりしなければならなくなりました。
スーパーで特売品を選ぶのは当たり前。以前なら気にせず頼んでいたタクシーを我慢して電車に乗り、コンビニのコーヒーも「今日はやめておこう」と考えるようになりました。

周りから見れば“普通の生活”かもしれません。
でも、夫に頼っていた生活から一人で全てを賄う暮らしに変わった私は、その現実を痛いほど感じたのです。

“静けさ”の価値を知る

けれど、数ヶ月、そして数年と時間を重ねるうちに、私は少しずつ心を取り戻していきました。
ある晩、一人で夕飯を食べながらふと気づいたのです。

――もう、疑わなくてもいい。

夫の帰りを待ちながら「今どこにいるの?」と考える必要がない。
スマホの通知に怯えて胸がざわつくこともない。
約束が破られることに落胆する夜もない。

その静けさは、派手さや贅沢よりもはるかに大きな安心をもたらしてくれました。
「一緒に食卓を囲み、心から笑えること」――それがどれほど大切かを、私はようやく実感できたのです。


新しい出会い、そして再婚

やがて私は再婚しました。
相手は派手さも肩書きもない、普通の人かもしれません。けれど、とても誠実で、私の話にきちんと耳を傾けてくれる人でした。

豪華なレストランでのディナーよりも、早く帰って一緒に食卓に座ることを選んでくれる。
私が落ち込んでいるときには「大丈夫」と一言添え、そっと背中に手を置いてくれる。
その温かさの中で、私はようやく「深呼吸できる自分」に戻ることができました。


34歳で悩み抜いた答え

34歳で離婚という選択をしたときは、本当に怖かった。
周囲の目や将来への不安、年齢のこと――頭をよぎる心配事は数えきれないほどありました。
でも、それでも「自分の心を大切にする」という選択をしたからこそ、今こうして安心できる毎日があります。

振り返れば、あのとき決断できて本当によかった。
お金や肩書きよりも、隣で笑っていてくれる誠実さ。
私はそこに、本当の幸せがあると知ることができたのです。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したIさんの体験談は、経営者の夫を持つ女性にとって決して特別なケースではありません。経済的には恵まれ、高級マンションや家事代行といった便利で華やかな暮らしを手に入れても、夫婦関係の土台である「信頼」が揺らげば、心の安定は失われてしまいます。

Iさんは34歳という人生の節目に「子供を持つか」「離婚するか」という大きな選択を迫られました。悩み抜いた末に出した答えは、信頼を失った関係を手放し、自分を大切にできる新しい人生を選ぶことでした。そして再婚を通じて、「お金や肩書きよりも、安心できる心のつながりこそが本当の幸せ」であると実感するに至りました。

この体験談は、経済力や外から見える華やかさに惑わされず、「自分にとって何が幸せなのか」を問い直す大切さを示しているといえるでしょう。

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