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日本と言えば侍のイメージが強いですが、そもそも侍がどういった役割を持った人物だったのかご存知でしょうか?
侍は敵国と戦うときの戦闘員でもあれば、平穏な日常を襲う危険を守る護衛者でもあります。
侍は日本の歴史における象徴的な存在であり続け、日本文化の形成において非常に重要な役割を果たしてきました。
そこでここでは日本独特の”侍”についてその起源、特徴、そして侍が日本文化に与えた影響を紹介してきたいと思います。

侍とは?


侍とは武士とも呼ばれており、武芸をもって戦うことを生業にしていた者を指します。
実際昔の日本にはそのような立ち位置の人間が多数存在し、政権を握り、日本文化へ影響を与えてきたのです。
それでは侍はどのようにして誕生したのでしょうか?

侍の歴史


それでは侍がどのようにして誕生したのか見ていきましょう。

侍の起源

侍が誕生した年は明確ではないですが、700年後半ころと考えられています。
侍誕生のきっかけに743年に制定された法律が関係しています。
743年に政府がその地方の領主の承認を得るなどいくつかの条件を満たすことができれば、開拓した土地は永久に所持することが許される法律が制定されました。
それにより地方豪族や有力農民達が新たな土地を探して耕し、続々と農地を拡げていきます。また土地を有する有力農民が税を納めるのを免れるために領主へ賄賂を渡すことも増えていきました。
このような状況下で農民同士や土地を有する農民と領主同士での争いが増えてきました。こうした武力紛争の増加が侍や武士の誕生のきっかけとなっていきます。

こうして争いが増え、武力を持つ人物が増えてくると武装した人間をまとめ上げる人物が武装集団を作ります。各地で様々な武装集団が誕生し、最終的に二大勢力へ収束しました。一つは西国を中心として朝廷における地盤を固めていた「桓武平氏」(かんむへいし)の一族です。そしてもう一つは東国の武士をまとめ上げ、主従関係の結び付きを強めることで勢力を拡大していた「清和源氏」(せいわげんじ)の一族です。

侍が日本の政権を握る

日本は古来より天皇を中心とした貴族が政権を握ってきましたが、侍の誕生をきっかけに徐々に政治にも侍の影響が強くなっていきます。
そして桓武平氏の一族「平氏」の平清盛が政権でも地位を上げていき、1167年に武士出身の人間として初めて大臣の座に着きました。

その後清和源氏の一族「源氏」の源頼朝が武力行使で平氏による政権を転覆し、1192年に史上初めて侍・武士による政権を確立しました。

その後侍・武士は形を変えながらも政権を握り続けましたが、19世紀後半になると産業革命により大きく発達した欧米の国々の圧を受け、1867年について侍による政権は終了してしまいました。

侍が日本文化で与えた影響

侍や武士は日本の歴史の中で長らく政権を握ってきたこともあり、日本文化へ大きな影響を与えてきました。特に今の日本人にも通ずる日本人の精神モデルの形成に大きな影響を与えてきました。

侍や武士は何より君主への忠誠を誓います。何があっても君主に背くことはしませんし、君主のためなら絶え間ない努力を惜しみません。自己犠牲をしてでも君主のために最善を尽くします。
また侍や武士は利己的な考え方ではなく、情や義理を重んじます。自分のためになるが相手のためにならないことはしません。人間関係を非常に重視していたのです。
こうした侍・武士の考え方は「武士道」と呼ばれています。

こうした精神モデルは現代の日本人にも引き継がれており、考え方のベースになっています。日本人はよく利他的だ、自己犠牲を惜しまないと言われますが、それは武士道が日本人全体に浸透してきた結果と言えます。侍は今の日本人の精神の型を作ってきたのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?意外と知らない侍のことや侍が日本文化へ与えた影響を紹介してきました。侍自体は今は日本に存在していませんが、その精神は武士道として今の日本人に引き継がれています。私たち日本人は武士道の良い点を先輩たちがしてきたように次の世代へ受け継いでいく必要があります。